簡單生活。

【打字／謄打練習作品整理】【實體書籍／供客戶比稿版本】『ディズニー掃除の神様が教えてくれたこと』
　
原文書名：『ディズニー掃除の神様が教えてくれたこと』
　　
為尊重書籍原作者之著作權、出版社之出版權，僅附部分內容。
　
　　
『ディズニー掃除の神様が教えてくれたこと』此書之實體書籍，約160頁；繕打至word，共66頁(濃縮)，約44400個日文原文字。
　
臺灣中文譯本：原來我的工作這麼令人感動：永不失落的人生鬥志和熱情
　　　　http://www.books.com.tw/products/0010559158　。
　
作者： 鎌田洋／原文作者：Kamata Hiroshi
譯者：王蘊潔
出版社：圓神
出版日期：2012/09/25
語言：繁體中文
　
　
Pdf　p.19　書籍p.17
　
　
　ディズニーランドでスーパーバイザーをしているというのは、真っ赤な嘘だったのだ。
　それが判明したのは、初秋にしては肌寒い夜だった。
　製菓会社に勤めている私は、工場に送られてくる商品を確認するため、月に何度か帰宅が深夜となる。そして、その日も同じ部署の社員たちと、深夜まで確認作業をしていた。すると、ある女性社員から驚くべきことを耳にしたのだ。
　
　「ねぇ、皆川さん。皆川さんのお父様ってディズニーランドにお勤めじゃない？」
　「ええ、私の父はディズニー務めてますが……どうしてそれを？」
　私のいとこがね、お父様と同じナイトカストーディアルをしているの」
　「ナイトカストーディアル？」
　「ええ、深夜の清掃員よ。皆川さんのお父様と一緒にお弁当を食べた際、家族の話になったらしくてね、その時、娘さんがこの会社に勤めてると言うことを聞いて、いとこが私の知り合いじゃないかって聞いてきたの」
　「そうだったんですか。でも、うちの父はスーパーバイザーとかいう管理者だそうで、たぶん人違いかと……」
　「私もそうかなと思ったんだけど、夜のキャストで皆川という名前は、一人しかいないそうよ」
　
　 　
　
PDF　P45　書籍p.43
　
　
　捜索を始めて５時間が過ぎようという頃、空が白んできた。
　もう捜すところがないのでは……という程、くまなく捜した。
　その時、背後から船の汽笛が聞こえた。
　それは、３階建ての蒸気船、マークトウェイン号だった。深夜のマークトウェイン号は、当たり前だが誰も乗っていない。だから、たくさんの乗客を乗せたマークトウェイン号は、なんだか生き生きとして見えた。
　
　（そうだ、もしかしたら船の上という可能性も……）
　
　乗客を入れ替えるわずかな時間に、僕は賭けてみようと思った。
　そして船が岸に着くと、僕は一目散に乗り込んだ。
　辺りが完全に明るくなってしまうタイムリミットまで、あとわずか。懐中電灯を片手に最上階まで駆け上り、デッキの隅々まで見渡した。
　
　すると、アメリカの旗が並ぶデッキの隅に、きらりと光る小さなものを見つけた。
　
　
　
PDF　P74　書籍p.72
　
　
　「やっぱり、俺には到底真似できないや」
　「そんなことありません、増田さんは既に立派なエンターティナーです」
　
そして、金田はポケットの中から何かを取り出し、差し出してきた。
　
　「これ、良かったらどうぞ」
　金田が渡してきたものは、ディズニーランドのチケットだった。
　
　
　
PDF　P117　書籍p.115
　
　
　
　その手紙の内容は……生涯の師匠であり、『掃除の神様』と称えられた、ディズニーランド初代カストーディアル・マネージャー「チャック・ボヤージン」の死を知らせる手紙だった。
　
　チャック氏は、ウォルト・ディズニーの掃除の理想を叶えた、一番初めのカストーディアルマネージャである。
　また、１９８３年、東京ディズニーランドが開園される際、僕たちの指導してくれた恩師でもあるのだ。
　僕は、夢でも見ているかのような気持ちになった。
　長く患っているということは聞いていたが、こんなにも突然、永遠の別れが来るとは……。
　そして、その手紙を読み終わると同時に、今まで辿ってきた長い道のりを思い返した。
　
　
　
PDF　P160　書籍p.158
　
　
　その変化をもたらしたものこそが、ディズニーの素晴らしさの本質の一つであり、この本の中で皆さんに感じ取っていただきたかったことなのです。イノセンスな心があれば、人は誰でも誰かを感動させる仕事ができる。掃除の世界でも、どんな仕事の世界でも……。